若者のものづくり離れ、技能離れが見られる中、若者が進んで技能者を目指す環境の整備や産業の基礎となる高度な技能を有する技能者の育成等が課題となっており、このため、「若年技能者人材育成支援等事業」を推進することにより、若年技能者の人材育成、技能尊重気運の醸成等を図ることを目的としています。
主な事業として、以下の事業を実施します。
ものづくりマイスターが広く若年技能者への実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うこと。
ものづくりマイスターについて 詳細はこちら
技能士のスキルアップを図るとともに、技能士を活用した地域の技能振興事業等を行うことにより、技能尊重気運の醸成を図ること。
岩手県技能振興コーナーに相談・援助窓口を設置し、若年技能者の育成に係る相談援助を行うとともに、ものづくりマイスターの認定申請に係る諸事務、ものづくりマイスターの派遣に係るニーズ把握などを行います。
対象業種の企業等に対して、文書、メール、電話、訪問等により、ものづくりマイスター制度の周知等を行います。
HP、ポスター、パンフレット、リーフレット、業界誌等へのものづくりマイスター制度の紹介などの広報を行い、本事業に関心のある企業等からの照会等がおこなわれることにより、相談援助、指導のニーズ等を把握します。
技能競技大会を活用した人材育成に関心のある企業等に対して、当職業能力開発協会の職員等が、競技課題を活用した人材育成の取組マニュアル、好事例集について説明するとともに、ものづくりマイスター等が企業、教育訓練機関が訓練計画を作成するに際して、アドバイス等の援助を行います。
ものづくりマイスターの派遣とともに、公共職業訓練校等の教育訓練機関の施設の借用等のための連絡調整等を行います。
中小企業、工業高校等を派遣対象として、アンケート調査により把握したニーズに基づき、1日3時間程度を基本として、指導を希望する分野の技能に関して、最適なものづくりマイスターを派遣し、実技指導を行います。
なお、ものづくりマイスターの派遣にかかる経費は無料です(2年度続けての派遣の場合有料となります)。
過去に参加実績があり今後も大会参加が見込める西洋料理職種を技能検定とは別に予選大会として行います。
若年者ものづくり競技大会、技能五輪全国大会の参加選手及び、選手の指導員の旅費、工具等の運搬費を追加して援助を行い、中小企業等の大会参加を促進します。
(派遣予定)
若年者ものづくり競技大会
技能五輪全国大会
ものづくりマイスターの認定対象にならない分野、あるいは本県にものづくりマイスターに認定された者がいない職種の中小企業等への実技指導については、該当する業界団体等と連携して、その職種の熟練技能者による実技指導を行います。
現代の名工の技能を紹介するためのコンテンツ(現代の名工NAVI)の作成支援を行います。
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「地域発!いいもの」応援事業及びグッドスキルマーク事業は令和4年度新規認定を行いません。
岩手県総合技能展は令和4年度開催しません。
岩手県技能振興コーナー
〒028-3615 紫波郡矢巾町大字南矢幅10-3-1 県立産業技術短期大学校内
TEL019-613-4622 FAX019-613-4623